空白も絵の一部。空白をおそれない デジタルで漫画を描いていると陥りやすいのが「空白恐怖症」です。トーンやタッチを無限に入れられるので、どんどんと重ねて画面がグレーになっていきます。 画面の1枚目は背景が白、2枚目は背景にトーンをガンガン貼っていますが、1枚目の方がキャラがしっかり見えますよね。 空白も絵の重要な一部です。白を意識的に置くことで、キャラがすっきり見えますし、手数も減るのでいいことしかありません。 絵を描き始める前に、「こことここは空白」と、画面に書き込んでからスタートすると、ひたすら作業し続ける沼にはまる罠から解放されるのでオススメです!

「バトルを描くためのコツ」 少年漫画の華であるバトルですが、人によっては苦手な人もいると思います。 そんなときにオススメなのが画像にある3つの要素を入れること。特に「位置関係」は必須です! 位置関係を入れることで、味方と敵との距離がわかり、何が起きたのかが読者に伝わりやすくなります。 ②のモーションは迫力を出すための演出なので、なくてもいけますが、①の位置関係と③の結果は入れるだけで、バトルが描けるのでオススメです!

マンガで夢を叶えるためのおもしろいの伝え方 「カノジョも彼女」、「アホガール」など、描くものすべてがヒット作のヒロユキ先生による漫画の描き方本の紹介です。 漫画形式で、漫画の描き方が説明されていてわかりやすいです! 一番素晴らしいなと思ったのが、「漫画のテーマはキャラを魅力的に感じてもらう と設定する」のところです。これ一番大事なのですが、案外忘れがちで、世界設定の作り込みやその説明を頑張ってしまったりするんですよね。(特に読み切りでそれをすると尺をくってしまい、辛くなる) ヒロユキ先生のツイッターで中身が読めるので一度読んでみた上でぜひ購入してください!

漫画家志望者あるあると思う3つをピックアップしました! これをやっても漫画制作の手が止まるので、やらないことをオススメします! すごい漫画を見たら「おおー!すごい作品!めっちゃいい資料手に入れた!」と思うようにすると楽しくなってくるので、いいかなと思います!

編集者さんとの付き合い方に悩んだら→名著「読者ハ読ムナ(笑)」 「うしおととら」の作者である藤田和日郎先生の本で、新人がプロにどうやったらなれるかを、藤田先生と編集者の視点から本音で書かれています! 「担当からすると、同じ実力の新人なら、性格のいい新人にチャンスを与える。なぜなら担当も人間だから」 「打たれ強くないとプロクリエイターになれない」など、タイトル通りかなりエグイ内容が書かれています! で、本当だと思います。 担当さんとの打ち合わせの仕方もあって勉強になります! 漫画家志望者さん、新人漫画家さんぜひ買って読んでください! 担当さんとのやり取りの質問をよくいただきますが、だいたいの解決方法はここに載っています! もちろん、キャラの立て方、ストーリーとキャラは往き来して作るなど、藤田先生の制作方法も満載です! 悩んだらまずはこの本です!