【おまけ】これはネームを完成原稿にしたもの。こうやって原稿にする段階でも細かい修正が入っています。一番大きい修正は2コマ目の箱が転がる方向が逆になっていることですね。日本語の漫画は台詞を読む方向の「右から左」と「上から下」の複合ベクトルが常に読者の視線にかかっているからです。
現在イカロス出版の「MC☆あくしず」誌で連載「わーるどわいど☆うぃんぐす<爆撃機・攻撃機編>」を描かせていただいているわけですが、戦闘機とは別の意味で(ある意味それ以上に)爆撃機のたぐいはその任務と目的に設計が左右されているのだなあと思い知るのです。あの見た目は必須と妥協の塊。
元が同じ原作でも、描く人次第で大幅に変わるのがネームってものです(画像は同じプロットだけど大幅に変わったシーンの比較) それを、先行版からパクってたってことは、後発組に「原作を消化してネームに仕立て上げる」能力、あるいは機会・時間が与えられなかったのだと思います。
祝:コミックリュウ週刊更新スタート! 記念すべき第一回、「夜光雲のサリッサ」も公開です。最新41話「今、私の願いごとが叶うなら(その2)」が公開! https://t.co/fDs7bMPF4L 殿を受け持ったアーラ・プーパの前に現れたのは…最強にカスタマイズされた自分の分身だった…しかも、一人ではない!?
「夜光雲のサリッサ」って飛行機が出てくる漫画じゃなかったっけ…と思った人もいると思いますが、先住者文明の可変端末であるアンドロイドが出てくるトンデモSF漫画でもあるのです。「ユクスターⅠ・Ⅱ・Ⅲ」は、月で量産中の、アーラ・プーパの模造品の中から選びぬいた個体を改造した暗殺仕様。
なんで自分にアニメの仕事が回ってくるかというと…そもそもは吉川先生の紹介で「プリンセス・プリンシパル」のプロップデザインをお手伝いしたのが最初なんだけど、アニメの世界でもメカを描ける人って貴重だということらしい。
「ジョーを訪ねた男」を読んでみてほしい。
かつて新谷かおる先生の「エリア88」において、政界の黒幕的な人物が「平和」と「安全」の残酷な違いを語るシーンがあったけどまさにそれ。
レンドリース法が21世紀に復活する。武器貸与法とも言われる、大統領の権限で他国に兵器や物資を送ることが出来る法律。成立は第二次大戦中の1941年。 https://t.co/fXsA97iGcF
御厨さと美先生の訃報をフォロワーさんのツイートで知る…初めて先生の漫画を読んだのはNORAでした。劇画とも違うリアル寄りだけどかわいい少女の描き方が印象に残った記憶があります。 お悔やみ申し上げます。
戦争は才能も喰らっていく。松本零士先生の戦場まんがシリーズの傑作エピソード「音速雷撃隊」では、日米双方に「あと30年生きていられたら」と思い残す登場人物が登場する。アメリカ側の戦死したパイロットの夢は漫画家だった。
「これが私のガンダムだ!」と送られてきた第一稿がこれだった。これを見た日本側の関係者および富野監督の衝撃は察するに余りある(このデザインは後にスモーに)
昭和28年の鉄腕アトムに「ロボット法」という設定が出て以降、人間とロボットという形を借りて公民権運動をモチーフにした展開がたびたび語られたのですよ(画像は1968年アトム今昔物語より) https://t.co/yllfgK8WYY