『史上最恐の人喰い虎 436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』読了。人間に傷付けられて凶暴化し、大勢の人間を殺した最強の人喰いトラと、英雄的ハンターの戦いを熱く綴る伝記。南アジア版『羆嵐』のような戦慄の裏に、環境破壊や植民地主義が生んだ怪物としてのトラの姿が浮き彫りになる。
美脚のイヌ科「タテガミオオカミ」の生態を図解しました。すらりと長い脚で南米のサバンナを歩き回る、オオカミのようでオオカミじゃない(キツネでもない)不思議な動物です。意外とヘルシーな食生活にも注目!
エナガの幼鳥が近所の公園で賑やかにしている。おとなエナガが虫をくわえて多忙そうにしていたら近くに幼鳥もいる率が高いので探してみよう。(幼鳥の方がむしろ色合いがダークでおとなっぽい気がする…)
『FLEE』、実写でなくアニメなのは「登場人物の身バレが死の危険に繋がるから」という壮絶な理由が大きいのだが、インタビュー部分と回想パートの質感を一致させるためのコマ数減らし(ただし絵作りは高品質でチープさは皆無)が絶妙なリアリティを生み出していて、アニメ表現としても斬新さを感じた。
「母性本能」という言葉があるように、まるで(ヒト含む)全動物に共通する性質かのごとく語られがちな「母性」ですが、実際にはもっと複雑のようです。適当だったり熱心だったり人間から見ると残酷だったり、動物界の多彩な「母親」事情を図解しました。まずはゴリラ。
モーリシャス史上最悪の環境災害となってしまった重油流出事故についての図解を作りました。モーリシャスにどんな生態系があり、どれほど深刻な汚染が危惧されているか…等の観点から解説します。支援先も紹介したので、事故に心を痛めている日本の方はご協力ください。 #Mauritius #MauritiusOilSpill
英語で「ライオンの群れ」が"a pride of lions"になったり、動物の「群れ」を表すときの表現=集合名詞(collective noun)が動物ごとにかなり多様で興味深いので、いくつかイラスト化してみました。日常会話でお役立てください(無理かも)
国際的パニックを巻き起こし中な昆虫「トコジラミ」を図解してみました。大まかな生態や、対策に役立ちそうな弱点など紹介。どんな虫なのかざっくり知りたいけどググるのはちょっと…という人もお役立てください。
ふくら雀の季節。
このところ世間をプイプイ言わせている、愛すべきげっ歯類「モルモット」の図解です。その微妙に奇妙なネーミング、意外な得意技、そして人間とのディープな関係の歴史など、この際なので知っておきましょう。モルしかない、このビッグウェーブに…!
仲良し夫婦のシンボルとして有名な「コアホウドリ」ですが、実はメス同士の「同性カップル」が沢山いた!という驚きの事実を図解してみました。近年「動物の"同性愛"」が数多く発見されていますが、そこには(同性婚など)人間社会の進歩や、「愛」に対する価値観の変化も影響してるのかもしれません。
ハッピーニューイヤー! 2020年は子年、すなわちネズミイヤーということでネズミフィーバーが予想されますが、ネズミじゃない(ネズミ目=齧歯類ではない)ネズミたちのこともよろしくお願いします。あと私のことも何卒よろしくお願いします。がんばりまうす?
アリ好きの間で今アツい、脳のサイズをチェンジできる「インドクワガタアリ」の興味深い生態を図解しました。専門用語でいう「脳の可逆的な可塑性」が昆虫で見つかるのはレア中のレア。なんか小さくて変わったアリの頭には、脳の謎を解明できる大きなポテンシャルが秘められているのかもしれません…。