1977 ? (芸大1年 ?) 35.3×24.5cm 紙に鉛筆 予備校~芸大2年生頃までは量より質を求め、基本一枚一枚スタイルを変化させ様々な線を試していました。 【線・番外】 浪人時代のクロッキー帳にあった走り書き。 「線を引く。舞いながら引く。引くために舞うのか、舞うために引くのか、ランランラン」
1977 ? (藝大1年 ? ) 35.3×24.5cm 紙に鉛筆 前回と同時期のヌードモデルを見ながら描いたクロッキーで、様々な手法を試みた中の1枚です。 人体の線と調子のアクセントをオールオーバー的に解体しつつも、密度のある量感とは違う この絵画空間の中での量感を感じさせようとしています。
1975 木炭紙に木炭 一浪時のブルータス石膏デッサン。昭和51年度の新美夏期講習会のリーフレットに使われたものです。 当時は石膏デッサンのレベルが今よりかなり低かった。デザイン科も今の方がずっと上手い。油絵科はデッサン力も絵作りも下手。言ってることは生意気だった。これでもトップレベル。
2019 A6クロッキー帳に鉛筆 これは像をラフに描いたものですが、前回の話の続きです。 効き目の移動により両目で形を描き込むと、主役の物 及び背景の物が広がります。形を厳密に確認するには、片目で対象と素描に対して目を速く動かしながら残像効果で確認します。不動の物に対して有効で完璧です。
1978 8.3×8.3cm紙にドライポイント 藝大2年時の銅版画です。ポロックのドローイングの影響があり、この頃は具象絵画を描くことに殆ど興味がなかった時期。ポロックが好きで、着るものまで影響を受けた。ジーンズにTシャツ。今でも夏はこの格好。 普通の人は、この様な作品には殆ど興味を示しません。
1974 木炭紙に木炭 高2~高3の春休み中に描きました。 当時はとても下手でした。しかし石膏デッサンはただ写せば良いのだと (悟り?)、そっくりに成るまで描いたつもりです(面取的で硬いですが)。要領が悪く優に100時間以上かかりました。 この自主トレ後、観察力が急にアップし手も速くなりました。
【油絵科2002年・各大学のストライクゾーンの違い】 油絵科の主要大学の受験が始まる。 こんな分析図が出て来た。2002〜2012年迄の変化し続ける動きを年度毎に私が作成して来た。2013年以降は複雑になり過ぎて来たので中断。2002年は各大学の求めるものが明確に違っていたので、生徒に説明する為の物。
前回ツイートの続き。微妙な階調をどの様に捉えればよいか? 画像1の様に円筒でも面取りにすればその領域の明度が分かり易い。画像2はその説明。画像3は面取り的に描いた素描(高2〜高3の春休み)。画像4(2007年)は面を意識した上で滑らかな階調を表現した素描。 2枚共、嘗てツイッター上であげた素描。
【形の確認方法 (形をとる上での注意事項) ※ここでは8つの意識すべき項目を示す】 ●中心軸●骨格●筋肉●動勢(ムーブマン)●円弧●輪切り●箱形●円柱
【3次元の空間軸 (高さ、幅、奥行き) を意識し、2次元の平面の空間軸に落とし込む】 ●パース右(左)上がりの場合、水平方向に狂う。 ※初心者・中級者の殆どが狂う。 ●見上げ、見下げの場合、基本的に下げ振り(糸と重りで垂直を測る道具)は中央以外を測ることは出来ない。
【形の確認方法(形をとる上での注意事項)の第2弾】この項目は少し前、詳細に説明したが簡単に第1弾と合わせてごく基本の16項目の注意事項の纏めとする。 ●明暗の図形 ●点・線・面・立体 ●ネガ・ポジ ●包み込む形 ●比率 ●水平線・垂線(鉛直線と混同しない) ●延長線 ●ボイントの3点を結んた形
ルーベンスの素描と油彩の部分です。 素描は本人が描いたもの。油絵は弟子がこの素描を元に描いたと思われる。 どちらかをあげると言われたら私、素描を貰います。 素描方が、動き、表情に画品がある。そう思うのは私だけでしょうか? 新美油絵科昼間部ではクロッキーの期間です。線は大事な画力です。
2019 30.2×23.7cm 紙にドローイング 生徒2名が私を描きました。作為のない良い線です。 生徒達は最初、海老澤先生と言ってますが、それが海老ちゃんになって、生徒によりますが最後は「エビ!」になります。 舐められていますが、実は嬉しいです。 私、実技指導はしますが人間教育は出来ません。