1978 8.3×8.3cm紙にドライポイント 藝大2年時の銅版画です。ポロックのドローイングの影響があり、この頃は具象絵画を描くことに殆ど興味がなかった時期。ポロックが好きで、着るものまで影響を受けた。ジーンズにTシャツ。今でも夏はこの格好。 普通の人は、この様な作品には殆ど興味を示しません。
1980 1枚目 4.8×5.2cm 紙に赤と黒 のボールペン、色鉛筆(?) 2枚目 35×25cm 紙に鉛筆 3枚目と4枚目 B4コピー用紙に白黒コピーしたものにアクリル絵具、色鉛筆 前回の作品を更に展開した変形パネル作品の為のドローイングです。
ルーベンスの素描と油彩の部分です。 素描は本人が描いたもの。油絵は弟子がこの素描を元に描いたと思われる。 どちらかをあげると言われたら私、素描を貰います。 素描方が、動き、表情に画品がある。そう思うのは私だけでしょうか? 新美油絵科昼間部ではクロッキーの期間です。線は大事な画力です。
1984 (28歳時) 14.1×10cmの紙に鉛筆 【マネの肖像写真からの素描】 絵画を描く上での3大要素、如何に物を観て、感じ取って、描くか。 油絵科受験生が陥りやすい事。 ①ただ物を観て描けばよい(心の欠落) ②ただテクニックだけで上手ければよい(観方と心の欠落) ③感じて描けばよい(観方と技術の欠落)
【透視図法的形を正確に写すための基本的な知識・説明】 ● 認識された固定観念の方に狂う。 ● 人は錯視するように成っている。その固定観念に留まるのではなく、見掛けの形、錯視を含む形をそっくり其のまま写せばよい。
1974 木炭紙に木炭 高2~高3の春休み中に描きました。 当時はとても下手でした。しかし石膏デッサンはただ写せば良いのだと (悟り?)、そっくりに成るまで描いたつもりです(面取的で硬いですが)。要領が悪く優に100時間以上かかりました。 この自主トレ後、観察力が急にアップし手も速くなりました。
【油絵科2002年・各大学のストライクゾーンの違い】 油絵科の主要大学の受験が始まる。 こんな分析図が出て来た。2002〜2012年迄の変化し続ける動きを年度毎に私が作成して来た。2013年以降は複雑になり過ぎて来たので中断。2002年は各大学の求めるものが明確に違っていたので、生徒に説明する為の物。
前回ツイートの続き。微妙な階調をどの様に捉えればよいか? 画像1の様に円筒でも面取りにすればその領域の明度が分かり易い。画像2はその説明。画像3は面取り的に描いた素描(高2〜高3の春休み)。画像4(2007年)は面を意識した上で滑らかな階調を表現した素描。 2枚共、嘗てツイッター上であげた素描。
【形の確認方法 (形をとる上での注意事項) ※ここでは8つの意識すべき項目を示す】 ●中心軸●骨格●筋肉●動勢(ムーブマン)●円弧●輪切り●箱形●円柱
【3次元の空間軸 (高さ、幅、奥行き) を意識し、2次元の平面の空間軸に落とし込む】 ●パース右(左)上がりの場合、水平方向に狂う。 ※初心者・中級者の殆どが狂う。 ●見上げ、見下げの場合、基本的に下げ振り(糸と重りで垂直を測る道具)は中央以外を測ることは出来ない。
【形の確認方法(形をとる上での注意事項)の第2弾】この項目は少し前、詳細に説明したが簡単に第1弾と合わせてごく基本の16項目の注意事項の纏めとする。 ●明暗の図形 ●点・線・面・立体 ●ネガ・ポジ ●包み込む形 ●比率 ●水平線・垂線(鉛直線と混同しない) ●延長線 ●ボイントの3点を結んた形
ルーベンスの素描と油彩の部分です。 素描は本人が描いたもの。油絵は弟子がこの素描を元に描いたと思われる。 どちらかをあげると言われたら私、素描を貰います。 素描方が、動き、表情に画品がある。そう思うのは私だけでしょうか? 新美油絵科昼間部ではクロッキーの期間です。線は大事な画力です。
2019 30.2×23.7cm 紙にドローイング 生徒2名が私を描きました。作為のない良い線です。 生徒達は最初、海老澤先生と言ってますが、それが海老ちゃんになって、生徒によりますが最後は「エビ!」になります。 舐められていますが、実は嬉しいです。 私、実技指導はしますが人間教育は出来ません。