2020 A4白象紙鉛筆【Bust of Thalia(タリアの胸像)の素描】 ●プロセス 其の1∶序盤 4分、14分、23分、43分 あまり慎重にならずに部分の正確さよりも全体を見ながら、おおよその形を取っていく。形のポイント、明暗の対比 (コントラスト)の強い所、明暗境界線、反射光の当たった所、影を捉えていく。




2020 A4白象紙に鉛筆【Bust of Thalia(タリアの胸像)の素描】 ●プロセス 其の2∶中盤 1時間、2時間、2時間45分、3時間30分 大きな明暗・面を捉え擦筆で陰影の調子を擦り込む。一番明るい所と一番暗い所、明暗の対比の一番強い所を確認し、対象のその序列関係を写していくと同時に形を修整していく。




2020 A4白象紙に鉛筆【Bust of Thalia】 ●プロセス 其の3∶終盤 4時間40分、5時間50分、6時間45分、10時間(完成) 明暗境界線、及び形の大きく変化する所は密度を持って表現する。細部の髪の毛等も基本、明暗の対比の強い順に描いていく。又は調子のリズムを感じ取りながら描く。形は最後まで調整。




この肖像彫刻のモデルの娘は肖像画もある ●画像1枚目 1788年キャンバスに油彩 フランス革命中に芸術家を保護した建築家ブロンニャールの娘ルイーズ・ブロンニャールの肖像と考えられている ●画像2枚目 1枚目の肖像を描いた、フランス人であり18世紀で最も有名な女性画家ルブランの『自画像』1790年


2023 A6クロッキーに鉛筆【ミケランジェロ作「バッカス」の縮小レプリカの素描】制作時間∶1時間10分 画像はさておき、、、 絵は下手でも、純粋さがあれば人の心をとらえる。上手くても、作為、又は媚が鼻につけば、一般的には評価を受けるが、いずれは飽きられる。純粋さと上手さの両立が難しい。


1974 木炭紙に木炭 高2~高3の春休み中に描きました。 当時はとても下手でした。しかし石膏デッサンはただ写せば良いのだと (悟り?)、そっくりに成るまで描いたつもりです(面取的で硬いですが)。要領が悪く優に100時間以上かかりました。 この自主トレ後、観察力が急にアップし手も速くなりました。

【油絵科2002年・各大学のストライクゾーンの違い】 油絵科の主要大学の受験が始まる。 こんな分析図が出て来た。2002〜2012年迄の変化し続ける動きを年度毎に私が作成して来た。2013年以降は複雑になり過ぎて来たので中断。2002年は各大学の求めるものが明確に違っていたので、生徒に説明する為の物。

前回ツイートの続き。微妙な階調をどの様に捉えればよいか? 画像1の様に円筒でも面取りにすればその領域の明度が分かり易い。画像2はその説明。画像3は面取り的に描いた素描(高2〜高3の春休み)。画像4(2007年)は面を意識した上で滑らかな階調を表現した素描。 2枚共、嘗てツイッター上であげた素描。

【形の確認方法 (形をとる上での注意事項) ※ここでは8つの意識すべき項目を示す】 ●中心軸●骨格●筋肉●動勢(ムーブマン)●円弧●輪切り●箱形●円柱

【3次元の空間軸 (高さ、幅、奥行き) を意識し、2次元の平面の空間軸に落とし込む】 ●パース右(左)上がりの場合、水平方向に狂う。 ※初心者・中級者の殆どが狂う。 ●見上げ、見下げの場合、基本的に下げ振り(糸と重りで垂直を測る道具)は中央以外を測ることは出来ない。

【形の確認方法(形をとる上での注意事項)の第2弾】この項目は少し前、詳細に説明したが簡単に第1弾と合わせてごく基本の16項目の注意事項の纏めとする。 ●明暗の図形 ●点・線・面・立体 ●ネガ・ポジ ●包み込む形 ●比率 ●水平線・垂線(鉛直線と混同しない) ●延長線 ●ボイントの3点を結んた形

ルーベンスの素描と油彩の部分です。 素描は本人が描いたもの。油絵は弟子がこの素描を元に描いたと思われる。 どちらかをあげると言われたら私、素描を貰います。 素描方が、動き、表情に画品がある。そう思うのは私だけでしょうか? 新美油絵科昼間部ではクロッキーの期間です。線は大事な画力です。

2019 30.2×23.7cm 紙にドローイング 生徒2名が私を描きました。作為のない良い線です。 生徒達は最初、海老澤先生と言ってますが、それが海老ちゃんになって、生徒によりますが最後は「エビ!」になります。 舐められていますが、実は嬉しいです。 私、実技指導はしますが人間教育は出来ません。

【透視図法的形を正確に写すための基本的な知識・説明】 ● 認識された固定観念の方に狂う。 ● 人は錯視するように成っている。その固定観念に留まるのではなく、見掛けの形、錯視を含む形をそっくり其のまま写せばよい。

1975 木炭紙に木炭 一浪時のブルータス石膏デッサン。昭和51年度の新美夏期講習会のリーフレットに使われたものです。 当時は石膏デッサンのレベルが今よりかなり低かった。デザイン科も今の方がずっと上手い。油絵科はデッサン力も絵作りも下手。言ってることは生意気だった。これでもトップレベル。

2016 A4の白象紙に鉛筆(シャープペン) 前回のニケ(樹脂製)を、少し角度を変えて描きました。全体に調子を付けたものですが、全てをちまちまと描き込まず、コスチュームの流れなどは線的なタッチで伸びやかに描きました。対象の面の弛みから張りまでのスピード感の違いを意識することも大切です。

◉画像1枚目:1977年(藝大1年時) 18×12.6cm 紙に鉛筆【デューラー作<死せるキリストの>の自由模写】 ◉画像2枚目:デューラー作 1503年【死せるキリスト】31×22.1cm 木炭