『ヘルベチカスタンダード絵』75話の元になったエピソード(『Newtype』2012年10月号)の、マスコットキャラとお姉さんが《これは◯◯のお話だよ!》という切り出し方で番組を始めるフォーマットが、TBS制作の子供向け教養番組『まんがはじめて物語』(1978-1984)に由来していることを知りました。
他に『CITY』でジャズのアドリブめいた即興アレンジの台詞を加えているのは、単行本4巻です。雑誌掲載時は普通だったうみ・そらによるジャンケンの掛け声や御婆の言葉が、単行本でそれぞれ「ジゴクに落ちろ」と可笑しな台詞に変更になったのは、間違いなくあらゐ先生のアドリブの賜物なんですよね。
少年エース2012年9月号掲載「日常の127」、単行本で修正された校長の台詞に《久しぶりに行ってみますよ スピードの向こう側へ》と『特攻の拓』ネタがあることを考えると、みおが「カミナリマッパ」と単車の名称を呟く場面も、支離滅裂なようで実は『特攻の拓』繋がりだったのではないかと考えました。
あらゐけいいち研究者向けの情報:あらゐ先生が執筆した『あずまんが大王』漫画「リムジン」でのともちゃん登場シーンは、『カゼマチ』第三話(『コミックフラッパー』2006年4月号)が元ネタだと思われます。
今月号の『ゲッサン』表紙、あらゐ先生筆の『雨宮さん』×サンリオコラボイラストでした。
『日常』新刊、『雨宮さん』第1巻の発売を記念した展覧会『あらゐけいいちの空想と妄想と想像と創造展』開催。コラボカフェやオリジナルグッズ販売も https://t.co/oPenva2qOS
『少年エース』で『日常』が連載再開したので、「作品そのものが復活した」と勘違いしてしまいがちなんですけど、実際には『月刊Newtype』で2年に1回ぐらいのペースで『日常』が載っていたので、「連載規模の拡大」と捉えるのが正しいんですよね。(画像は『月刊Newtype』2017年4月号掲載の『天国』)
他の方も言及されていたので確認してみたんですが、『ゲッサン』9月号本誌の次号予告(766頁)には、登場人物と思しきシルエットが合わせて公開されていました。これはもう「雨宮さん」なのでは...? https://t.co/DdCzvyO39k
「だいわ文庫」17周年記念ポップに、あらゐ先生のイラストが起用されていました。「だいわ文庫」イメージイラストを担当するのは2021年以来ですね。
9月20日開催のコミティア137にて、『あらゐけいいち全作品研究』の序盤+αをまとめた「体験版」冊子64ページを委託頒布します。委託先は、さわださん(@sawada04)のサークル「ドイスボランチ」です。よろしくお願いします。
再連載版『日常』および漫画『雨宮さん』、吹き出しの「しっぽ」の部分が三角から四角に戻っていますね!『CITY』時代は三角でしたが、以前『日常』を連載していた頃のスタイルに戻っています。(あまりにさりげない変化だったのでつい見落としていました)
早速購入しました。二重表紙が良い感じです。