ヘルマン・ヘラーのプロポーション図(1913)。ドイツの美術解剖学書は年齢別のプロポーション図が豊富。個人的には1枚目の図の胸郭と骨盤の間の距離が気になる。成長に伴ってウエストの高さが縮む。
短頭(前後に短い)の頭蓋骨と長頭(前後に長い)の頭蓋骨。下面から見ると短頭の方が顎先に向かって細くなる傾向がある。1・2枚目トピナール『L'homme dans la nature』、3枚目ランツ『Plaktische Anatomie』より。
馬の毛流のツイートを見かけたので、以前も紹介した人の毛流を紹介する。リシェが描いた1920年の図だが、狼男など、被毛の長いクリーチャーに使用できる情報に思う。
筋の付着部の図が美術解剖学書に掲載されるようになったのは1953年のタンクの教科書から。それ以前からあった解剖図の表現でも、導入されるまでには時間がかかるようだ。添付はモローによる指骨と第1〜3中手骨の図。