ジョセフ・シェパード著の『やさしい美術解剖図』の原題は『Anatomy: A complete guide for artsits』で、(タイトルに)「やさしい」とは一言も書いてない。
この本も出た時にイメージと違ったなぁ。原題の方は『Simplified Forms(簡略化した形)』なので、箱と円筒以外の形も含まれるニュアンスがある。まぁ、誰か他の人が手がけているので自分の感覚とマッチしないのは当然なんですけれど。
大学の課題で骨格図を採点しているんですが、多くの提出作品で胸郭が歪んでいるので、描き方の一例を紹介します。肋骨を一本一本描かず、1:まずは大きな枠を描き、2:分割して、3:肉付けすると下図が描けます。あとは4:清書して完成。