鎖骨(さこつ):ラテン語はclavicleで小さな留め具、鍵(=何かを閉じる器具)という意味。ギリシャ語はcleidoで胸鎖乳突筋(sternocleidomastoid)などに使われる。アリストテレスは胸を閉じる骨と説明。ヴェサリウスは蝶番の2枚の板を止める釘または棒として図示。
頭蓋骨(とうがいこつ):ラテン語でcranium。ギリシャ語のkara(κάρα=頭)に由来。英語のskullはスカンジナビアのボウルskaalやノルウェーの貝殻skul、オランダの地殻scholleに由来。本来は下顎は含まない。 下顎骨(かがくこつ):ラテン語でmandible。噛むという意味のmandereから。
橈骨(とうこつ):前腕の親指側の骨。ラテン語でradius。半径という意味で、光線のrayが転じて車輪のスポークを表す。骨の形状が木製の車輪のスポークに似ていたため。漢字の「橈」は舟のオールの意味。
胸郭(きょうかく):ギリシャ語でthorax。胸当てやキュイラス(胴鎧)という意味。英語では保護するという意味が転じて衣装を入れるトランクtrunkに使用される。trunkは幹や体幹、胴体という意味で使用されている。