デュッセルドルフ応用芸術大学教授のへーペル=ジーゲン『造形解剖学』(1913)。人体素描から外形に影響しにくい横隔膜や目や耳などの特殊感覚器まで。解剖学の入門書に人体素描などが加わった印象の教科書。#美術解剖学
今年はゴットフリード・バメスを皮切りに、複数の良質な美術解剖学関連書が出版され、単に便利で図が半端な教科書は淘汰されるだろう。写真は、今年出なそうなバメスの"Grosse Tieranatomie"。#美術解剖学
ポワリエの医学書では、体表の輪郭の省略に加え、切開した図が新たに描き起こされた。これは、図版が解剖体験とリンクするように計画されたためと考えられる。『美術解剖学』では、この切開図はほとんどなく、体表との位置関係がわかるように計画されている。#美術解剖学
エドワード・マイブリッジの連続写真。リプリントがドーヴァー出版から3巻出ている。この本はアニメーターなどに有益だろう。先日、これに似た仕事をしてみてあらためて感じたが、すでにある事柄でも、知った気にならずに体験してみると、これまでにない新しいアイデアが次々と出てくる。#美術解剖学
体表に近い骨の部分(添付図、灰色の部分)は、痩せ型では出っ張り、筋が発達した人では窪む。体型は千差万別でも、構造はだいたい同じ。
私の授業の受講者さんでしょうか。のび太君の場合は、眼鏡を外して目を凝らしたときの起伏かと思ってました(藤子先生の研究してないので、ひょっとこかも知れませんが)。 https://t.co/ZdhcXVfrEe
女性や下着メーカーの方からの貴重なご意見を賜りそうな図解(間違っていたらご指摘ください)
胴体を横に曲げた時には、あばら骨の間隔も変わります。
小学生でもわかる美術解剖学の教科書って、日本だと結構需要があるんじゃないかと思うんですが。という企画のサンプル。
今日の授業資料。
鎖骨のポイント