リシェ出版企画に関する反響どうもありがとうございます。巻末には、補項として『美術解剖学』に掲載されていない図がいくつか追加される予定です。リシェによる手内筋その1。
リシェによる手内筋その2。2枚目の画像、掌側骨間筋は母指まで含まれている。現代的な図では描かれない。掌側骨間筋は指を内転させる筋なので、働きとしては正しいのだが、実物を見ても筋束がくっついていてよくわからない。
次週はボーンデジタルさんでの初学者〜独学者向け講習会。初回は頭蓋を除く体幹の骨格(頭蓋は第4回に)。頚部から殿部まで様々な形がありますが、基本構造は1種類に集約されます。
バメスの図。いくつかはオリジナルに辿れたが、トレースではなく、模写、改変を加えているようだ。解剖図そのままよりも、より美術的に使えるように記述に合わせて調整したのだろう。"Die Gestalt des Menschen"(1,2枚目)。ブラウスとエルツ『人体解剖学』(3,4枚目)。