美術領域では、人体のサイズを把握するためや、理想体型を導き出すためにプロポーションを用いる。主に8頭身と7.5頭身があり、前者は古典作品に見いだせることから英雄体型と呼ばれ、後者はマーシャルやリシェといった医師らが提唱した平均体型。理想体型なので実際にはどちらの体型も希な存在。

    美術領域では、人体のサイズを把握するためや、理想体型を導き出すためにプロポーションを用いる。主に8頭身と7.5頭身があり、前者は古典作品に見いだせることから英雄体型と呼ばれ、後者はマーシャルやリシェといった医師らが提唱した平均体型。理想体型なので実際にはどちらの体型も希な存在。
    美術領域では、人体のサイズを把握するためや、理想体型を導き出すためにプロポーションを用いる。主に8頭身と7.5頭身があり、前者は古典作品に見いだせることから英雄体型と呼ばれ、後者はマーシャルやリシェといった医師らが提唱した平均体型。理想体型なので実際にはどちらの体型も希な存在。
    391196年前

    先日の骨学講習会で、「美術解剖学では解剖用語よりも形状が大事」と言った割に、説明時に用語が多いという感想をいただいた。部位名称は住所であるのと、漢字の意味を読み解けば、美術にとって重要な形状を端的に示していることがわかる。

    先日の骨学講習会で、「美術解剖学では解剖用語よりも形状が大事」と言った割に、説明時に用語が多いという感想をいただいた。部位名称は住所であるのと、漢字の意味を読み解けば、美術にとって重要な形状を端的に示していることがわかる。
    6285年前

    『休息するボクサー』前3世紀ごろのブロンズ彫刻。いわゆるボクサー鼻とボクサー耳が表現されている。頬や眉には傷もある。

    『休息するボクサー』前3世紀ごろのブロンズ彫刻。いわゆるボクサー鼻とボクサー耳が表現されている。頬や眉には傷もある。
    『休息するボクサー』前3世紀ごろのブロンズ彫刻。いわゆるボクサー鼻とボクサー耳が表現されている。頬や眉には傷もある。
    17385年前

    ボクサー鼻とボクサー耳の記述は、20世紀初頭の美術解剖学書にも掲載されている。美術表現としてはレアなケースだが、こうした詳細なところまで踏み込んだ研究に触れることが面白くて仕方がない。

    ボクサー鼻とボクサー耳の記述は、20世紀初頭の美術解剖学書にも掲載されている。美術表現としてはレアなケースだが、こうした詳細なところまで踏み込んだ研究に触れることが面白くて仕方がない。
    12445年前

    老人の骨格図。円背(猫背)と無歯顎。無歯顎は、上顎と下顎の歯槽突起が衰退する。上顎では口蓋突起に近づき、下顎ではオトガイ孔の高さまで下がる。

    老人の骨格図。円背(猫背)と無歯顎。無歯顎は、上顎と下顎の歯槽突起が衰退する。上顎では口蓋突起に近づき、下顎ではオトガイ孔の高さまで下がる。
    8555年前

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