神話は、ヘテロによる規範的現実の枠組みとして機能してきたが、クィアを中心とした神話創造をテーマにした展覧会「Myth Makers」を見てきた。西洋中心ではなく、アジアを中心にした部分が新鮮だが、クィアって人種や民族的差異を曖昧にするとも思った。キュレーターはInti Guerrero and Chantal Wong
山下拓也「愛、嫉妬、別れ (ムンクやカニエをサンプリングして)」 CADAN有楽町 作者の不安や恐怖を表現のエネルギーに変えている。ウォーホルの「死と災害」は、陰惨な画像を反復させ恐怖を無化すると解釈される。山下の版画行為も恐怖の喪・埋葬であるが、掘る・刷るたびに増殖する恐怖な気もした
Joe Goode KOKI ARTS 抽象表現主義とポップアートの統合を試みるグードは、牛乳瓶の存在を消すように、厚塗りの絵具を塗りたくる。牛乳は健康、牧歌的で、セクシャルなニュアンスも含んでいる。 牛乳瓶はモチーフであり支持体である時、絵具は視覚的に全面化し図を作るが存在や効果としては地なのだ。
ケアとマザーフットといえば、メアリー・ケリー『Post-Partum Document』。本作は息子が誕生から 5 歳までの成長をたどる 6 つのセクションの記録で構成。1976年、ICAで初の発表。汚れたオムツが含まれる作品が非難された。フェミニズムと精神分析学に基づいたコンセプチュアル・アートの先駆的作品。
武蔵野美術大学内あるgFALの『冨田美穂展』 等身大の牛の版画が、すごい説得力で驚いた。酪農従業員として仕事しつつ、制作してることもあって、牛へのリアリティが只事じゃない感じ。触ってないと描けないものがある。毛並みの硬さ、プレートと耳、骨、乳房の張り。それが版画の線に見事に昇華され。
トーベ・ヤンソンが1952年にハミナ市から 300 周年を記念して依頼された壁画。作品は幅5.5mあるが、ヤンソンはこれをヘルシンキからバスで運んだらしい。これまでこの壁画が一般公開されることはなかったが、今年(6月6日から8月13日まで)初めて一般公開された。
台湾の漫画家Ben Chen。シュールだぁ。色も独特。やばい楽しい。
昨日は、美術系ではない学生に、抽象絵画を非言語コミュニケーションとして考え、検討するという制作込みの授業を行った。これがなかなか面白い。はじめのワークショップで、ムードラインを自分で作ってみるというワークショップで、「アクティヴ、平和、野蛮、理性、想像、成長」を行った。
スマートなデートのお断り
フィンランドの漫画に出てくる車を再現したミニカーらしい。よくできてる。漫画の中の車より魅力的だ。乗りたい。
アントナン・アルトーのドローイング
オランダの伝統的な作業服のズボン。 幅広のズボンと木靴。かわいい。 ミッキーマウスのデザインは、これと少し似ているな。